定期的に現スタンダードを考察してみようの回。
今回は、5/9に行われたLMC蘇我216thを見てみたいと思う。


http://magicdailynews.com/20090509.html


参加者40人のスイスドロー6回戦+決勝トーナメント。
優勝したデッキは赤白のコントロールだが、
注目すべきはtop8にフェアリーが2人いることと、
最も使用者が多かった白黒トークンが一人も残っていない点だろう。


top8のデッキを見てみると、いずれもメインまたはサイドに
全体除去を積んでいるのが分かる。
これらのカードは、トークン系やウィニーなどのデッキを
意識しているものと思われる。


なかでも、個人的に注目したいのが、優勝者のサイドボードに搭載されている
3枚の《風生まれの詩神/Windborn Muse(10E)》だ。
これはアツイ。


風生まれの詩神/Windborn Muse----3W
Creature - Spirit 2/3
飛行
クリーチャーは、それのコントローラーが、そのプレイヤーがコントロールする
あなたを攻撃している各クリーチャーにつきを支払わないかぎり、あなたを攻撃できない。



除去耐性こそ少し頼りないものの、
クリーチャーを並べるタイプのデッキにとって、
このカードはとてもいやらしい存在となる。
相手がこのクリーチャーの前に立ち往生している間に、
こちらは既に迎撃の準備を整えてしまうだろう。
実際、どの程度効果があったのかもう少し詳しく知りたいところだ。


ところで、top8に2人のフェアリーが存在する点だが、
これはどう解釈すればよいのだろう。
レシピを見る限り、従来のタイプと大きな差はないよに思われる。
この点に関しては、フェアリーに詳しいプレイヤーの考えを伺いたいところだ。


まとめてみると、白黒トークンは確かにパワーのあるデッキタイプだが
やはり相応に意識されてしまっているのがマイナス点か。
他にも、ジャンド系のビックマナや、緑黒ビートなどのデッキも
結果を残している。
以前のような赤白一強のような状況ではなく、
様々なデッキタイプが鎬を削っている印象を受けた。





…まぁつまり、なんか強いデッキ持ち込めばある程度はイけるってことさ。

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